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映画『手紙』、『涙そうそう』、『硫黄島からの手紙』を観て。    [映画&ドラマ鑑賞(韓流以外)]

映画ファンの皆様、こんばんわ。

レンタルショップが火曜日はDVDが新作旧作ともに1本200円で借りられるので下記の映画3本を借りて観ました。
3本全て「新作扱い」ですので、1泊2日になります。

1、『手紙』(邦画)
2、『涙そうそう』(邦画)
3、『硫黄島からの手紙』(洋画)



『手紙』

手紙 スタンダード版

手紙 スタンダード版

  • 出版社/メーカー: 日活
  • 発売日: 2007/04/27
  • メディア: DVD



まず『手紙』から観ました。
この邦画は2003年に刊行された東野圭吾の小説を原作として映画化したものです。
ストーリーのあらすじですが、親を亡くし2人兄弟で生活している兄が弟の大学受験のためのお金を工面できず、一人暮らしの中年女性の家に家宅侵入・窃盗を行なうが、家の住人に見つかり結果殺人を犯してしまう。
裁判の判決は無期懲役、服役中の兄は弟に手紙をたくさん出します。
しかし強盗殺人で服役中の兄がいるということが手紙が配達されることにより、弟は世間から「強盗殺人で服役中の兄」がいるということで差別されて暮すことになります。
弟は旧友と漫才コンビを組み、人気がでてきてテレビにも出演することになります。
しかし「強盗殺人で服役中の兄」がいることが発覚し、漫才師を止めざるを得なくなります。
それからの展開はどうぞDVDでご覧になってください。
殺人者の弟というだけで何の罪もないのに世間から差別される事実、
兄と弟の歪でしまった兄弟愛とその絆、
私は久しぶりにこの邦画で感動し泣きました。

(キャスト)
 兄 武島剛志役:玉山鉄二
 弟 武島直貴役:山田孝之
 直貴の恋人(妻) 白石由美子役:沢尻エリカ

(スタッフ)
監督:生野慈朗
脚本:安倍照雄、清水友佳子

『手紙』に関する公式サイト:http://www.tegami-movie.jp/

『手紙』に関する他のサイト:
http://ja.wikipedia.org/wiki/手紙_%28映画%29






『涙そうそう』
 『手紙』に続いてこの映画のDVDを観た。

涙そうそう スタンダード・エディション

涙そうそう スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2007/03/23
  • メディア: DVD





『涙そうそう』(なだそうそう)は、TBS開局50周年記念企画「涙そうそうプロジェクト」の劇場映画化作品である。
主人公の兄妹の2人は幼い頃、母親を病気で亡くし、親戚のもとで育った。
幼女の妹(新垣カオル)の父親はジャズミュージシャンで父娘、その父と結婚した母親の男の子が新垣洋太郎(兄)、つまり兄と妹は血縁関係のない兄妹である。
だが父親はやがて失踪、そして母親も病で亡くなり兄妹二人きりになり、親戚の「おばあ」のところで育つ。
洋太郎は高校中退、妹カオルと那覇に行き二人暮らし、カオルの大学受験の為の資金や借金返済のために死にものぐるいで働く。
カオルは洋太郎が血縁のない兄であることを知っていた。
そして兄と妹はまるで恋人のように仲のよい兄妹であった。
映画のラストは悲しい結末である。
そしてエンドロールで「涙そうそう」の歌が流れる……。
また感動して泣いた。

(キャスト)
 兄の新垣洋太郎役:妻夫木聡(幼少期:広田亮平)
 妹の新垣カオル役:長澤まさみ(幼少期:佐々木麻緒・春名風花)
 洋太郎の母親役:小泉今日子
 おばあ:平良とみ

(スタッフ)
監督:土井裕泰
製作:八木康夫
脚本:吉田紀子
主題歌:「涙そうそう」(ビクターエンタテインメント)
作詞:森山良子 作曲:BEGIN 唄:夏川りみ

『涙そうそう』に関する公式サイト:http://www.nada-so.jp/

『涙そうそう』に関するその他のサイト:
http://ja.wikipedia.org/wiki/涙そうそう_(映画)







『硫黄島からの手紙』

硫黄島からの手紙 期間限定版

硫黄島からの手紙 期間限定版

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2007/04/20
  • メディア: DVD





太平洋戦争最大の戦闘とされる日米の硫黄島の戦いを描いた作品です。
監督はクリント・イーストウッド、製作はクリントとともにスティーブン・スピルバーグも参加しています。
アメリカ人が監督の全編日本語、出演者が日本人(日本兵)のみ(米軍捕虜1人あり)という珍しい洋画です。
硫黄島の戦いを日米双方の視点から描いた【硫黄島プロジェクト】でアメリカ側から見たアメリカ映画『父親たちの星条旗』がまず2006年に製作、
そして日本側から見た映画がこの『硫黄島からの手紙』です。
『父親たちの星条旗』も監督、製作は『硫黄島からの手紙』と同じです。
この映画のキャストですが、渡辺謙が直訴して主演を獲得しました。
またその他の日本人も全てアメリカ在住の日本人が演じています。
私は団塊の世代で戦争を知りませんが、《硫黄島の戦い》が如何に激戦で日米双方に大きな戦死者を出した戦いであったことを知っています。
なぜ映画タイトルに「手紙」があるかはこの映画を観れば分ります。
本来は『父親たちの星条旗』をも観てから感想を言うべきでしょうが、お許し願おう。
歴史的事実に基づいた戦争映画ですが、改めて戦争の惨さ、恐ろしさを痛感した名作でした。

(受賞)
【ゴールデングローブ賞】 最優秀外国語映画賞
【アカデミー賞】 音響編集賞
【ナショナル・ボード・オブ・レビュー (NBR)】  最優秀作品賞
【ロサンゼルス映画批評家協会賞】  最優秀作品賞
【キネマ旬報ベスト・テン】  外国映画第2位

『硫黄島からの手紙』に関するサイト:
http://ja.wikipedia.org/wiki/硫黄島からの手紙

(参考)
『父親たちの星条旗』に関するサイト:
http://ja.wikipedia.org/wiki/父親たちの星条旗






《Today's Music with Exercise Walking》
  JANIS JOPLIN    "I GOT DEM OL' KOZMIC BLUES AGAIN MAMA!"
    (1969年11月リリース)

I Got Dem Ol' Kozmic Blues Again Mama!


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コメント 17

Silvermac

『硫黄島からの手紙』は観ました。
by Silvermac (2007-05-11 20:56) 

mouse1948

SilverMacさん、こんばんわ。
して感想は?
by mouse1948 (2007-05-11 21:27) 

mouse1948

マイケルさん、こんばんわ。
いつもお越し下さり、nice!をありがとうございます。
映画はお好きですか?
by mouse1948 (2007-05-11 22:38) 

nico

硫黄島からの手紙ってもうDVDになってるの? /(-_-)ヽナンテコッタイ
ワタシは団塊の世代Jrなので、全く戦争を知りませんが、
おじいちゃんから満州での話とかはヨク聞きました。
最近は誰の言葉が真実なのかわからないコトが多いですけど、
おじいちゃんの言葉だけは信じてます。
by nico (2007-05-12 06:36) 

mouse1948

nicoさん、おはようございます。
はい、DVDになってレンタル出来ます。
nicoさんは団塊の世代Jrですか。
私たち団塊の世代が親から訊いた戦争の話を世代Jrに伝えて行くことが大切ですね。
亡き父は一式陸攻の特攻隊の生き残りでした。
敵艦を発見できず燃料不足で帰還しました。
by mouse1948 (2007-05-12 08:50) 

おはようございます^^
映画は見ないので、何れも知りませんが『手紙』のあらすじは何方かのブログで見て知っています。
by (2007-05-12 09:23) 

mouse1948

mimimomoさん、おはようございます。
映画がお嫌いではないでしょう?
デジカメ画像は静止画像ですが、映画は動画ですね。
それだけインパクトを享受できます。
(絵画や写真画像が映画より劣る、という意味ではありません。)
ご自分の好きな映画に出会えることを祈っています。
by mouse1948 (2007-05-12 10:41) 

カテキン

全部泣けそうな映画ですね。(T_T)
感動できそうです。
by カテキン (2007-05-12 11:37) 

mouse1948

*2kさん、こんにちわ。
いつもお越し下さり、nice!をありがとうございます。
映画は(レンタルを含めて)観ますか?




*シシリンさん、こんにちわ。
『硫黄島からの手紙』は泣ける、というより戦争といううものを改めて追体験することによる感動ですね。
あとの2作は感動作で泣けました。
by mouse1948 (2007-05-12 11:46) 

お散歩爺

映画のDVDって見たこと無いんです。
なんか楽しそうですね。皆さん見てるようなので一度見てみますか。
by お散歩爺 (2007-05-12 14:29) 

mouse1948

旅爺さん、こんばんわ。
映画のDVD、って良いですよ。
もちろん劇場の大スクリーンで観るのが一番ですが、
見逃したりすることも多いですよね。
そこで、ほぼ前年度劇場公開作品でアカデミー賞とか評価を得た作品や賞とは無縁でも評判作品を借りることができます。
テレビで観る為にはDVDレコーダーが必要ですが、再生専用機ならレンタルショップで5,000円くらいで売ってます。
できればHD付きだと、TVの予約録画が可能です。
我家はそのHD付きです。
by mouse1948 (2007-05-12 19:09) 

レイン

3作ともまだ見ていませんが、mouseさんの記事でみたくなりました。ジャニス・ジョプリンの歌う声はけっして美しいとは言えませんが、魂を揺さぶられるような迫力を感じます。
by レイン (2007-05-12 20:55) 

えのみ

『涙そうそう』は観てみたいです。
森山良子さんの歌が好きです。泣けちゃいます。
by えのみ (2007-05-13 02:20) 

kone

実は未だどれも観ていません(>_<)
3本は大変だったでしょ〜(^^ゞ
by kone (2007-05-13 07:14) 

mouse1948

レインさん、おはようございます。
3作とも是非お薦めします。
ジャニス・ジョプリンは決して美声ではありません。
でも心の奥底から訴えるパワフルな魂の声はバラードでも同じ感動を与えてくれます。
もうこのようなロッカーは出てこないでしょう。



*えのみさん、おはようございます。
『涙そうそう』の歌、私も大好きです。
エンドロールで主題歌として夏川りみが歌っていますが、
涙が止まりませんでした。



*koneさん、おはようございます。
全て新作ですから火曜日に借りて木曜日の朝10時までに返却ポストに入れればいいので、3本は無問題です。
by mouse1948 (2007-05-13 09:20) 

mami

こんばんは~♪
映画・・・「猿の惑星」を観たのは何年前だったかな(笑)
by mami (2007-05-13 20:30) 

mouse1948

mamiさん、こんばんわ。
「猿の惑星」ですか......。
すると「太陽がいっぱい」(アラン・ドロン)、「カサブランカ」(ハンフリー・ボガード、イングリッド・バーグマン)、「2001年宇宙の旅」、「卒業」(ダスティン・ホフマン)、って感じでしょうか。
by mouse1948 (2007-05-13 23:05) 

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