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「東山魁夷とチェロと誕生日」No.2 誕生日のお祝いとあるトラブル(緊急告知あり) [ワインを楽しむ]

ソネブロ会員の皆様、こんばんわ。

12月14日は私の50数回目の誕生日でした。

市川市東山魁夷記念館開館1周年記念のイベント「〜冬 弦の響きに包まれて〜」が14日夜に開催されチェロの独奏と四重奏を堪能したことには、昨日の記事で記載しました。
演奏してくださった東京フィルハーモニー交響楽団の4人のチェリストに心からお礼を言いたいです。
14日は私の誕生日、偶然とはいえ「私、mouse1948の誕生日を祝っての演奏」と感激した次第です。(^○^)

(市川市東山魁夷記念館入り口付近 12月8日撮影) 2画像




入り口付近照明




誕生日祝いの晩餐は帰宅した20:30頃から開始しました。
まずは14日午前中にネットショップから届いたばかりの8本の中からロゼのスパークリングワインをワインクーラーに入れてよく冷やし、
母と3人で乾杯!
頂いたロゼ、銘柄は"カーヴ・ド・リュニー・クレマン・ド・ブルゴーニュ・ブリュット・ロゼ"、格付けは(クレマン・ド・ブルゴーニュAOC)です。
とても綺麗なピンク色でアルコール度数は12%ですが、やや軽めで果実味もあり口当たりがよく酸味も程良い美味しい発泡酒でした。
あまりお酒の飲めない母がこのロゼを甚く気に入り、「また飲ませてね」と頼まれました。
私は母にこう答えました。
「次回のスペシャルな日には、もっと美味しいロゼの発泡酒を探しておきます。」

(カーヴ・ド・リュニー・クレマン・ド・ブツゴーニュ・ブリュット・ロゼの画像)

瓶口付近



ラベル付近




裏ラベル




セパージュはピノ・ノワール85%(マコネ地区2004年産)、ガメイ種15%(ボジョレー地区2004年産)とネットショップのサイトでは記載があったが、上記「裏ラベル」(英語)にはシャルドネも明記されている。
想像するに%で表示するほどの量ではなく微量(おそらく2〜3%くらい)がブレンドされているのでしょう。
本場のシャンパーニュのロゼでもシャルドネを入れる場合も多いようである。
(ヴィンテージは、クレマン・ド・ブルゴーニュAOCの格付けのときには記載することがあるようですが、このボトルには記載が無く、輸入業者さんに電話で確認しましたら、2004年と判明)

(ブリュット・ロゼの全体像)



(卓上、ワインクーラーに入ったブリュット・ロゼ)






誕生日の晩餐に私が選んだレシピは以下の通り。
キャベツとハムのバジルソースサラダ、オニオングラタンスープ、たこのトマト煮、カナッペ、すき焼き。

(キャベツとハムのバジルソースサラダ)



(オニオングラタンスープ)



(たこのトマト煮)



(カナッペ)




"カーヴ・ド・リュニー・クレマン・ド・ブルゴーニュ・ブリュット・ロゼ"で前菜等を頂きまして、
いよいよメインディッシュは和牛のすき焼きです。

(すき焼き)
かなり気張ってちょっと高めのお肉を買いました。

野菜(下仁田の葱もあり、嬉しい! この葱最高です!!!)



すき焼き鍋





さあ、いよいよこの高級すき焼きに合わせるべく、今年1月14日にいつもの酒DSで3,000円近くした赤ワインを購入、ちょうど11ヶ月ワインキャビネットで温度管理しながら(毎日必ず庫内に置いてある温度計、温度兼湿度計の2つで温度が14度をキープするように調節ボタンで管理したきました。

(家内手製のパッチワークでワインキャビネットを覆った状態)



(覆いをあげた状態のワインキャビネット)



(温度計と温度兼湿度計のアップ)
庫内温度14度、湿度もほぼ80%をキープしているのが分かります。
最下段の真ん中には長方形のプラスティックケースに浄水器を通した水道水を満杯にいれて湿度をあげています。






このワインキャビネットの一番上の段の左に11ヶ月、ほぼ14度をキープして貯蔵しておいた、デーリーワインしか買わない我家では別格の、取って置きの一番高価な赤ワインを頂くことにしました。
銘柄は "マルゴー・シャトー・モンブリザン 2002"(格付けはマルゴーAOC)、
サントリーが輸入しており、このワインのセパージュや特徴を「サントリーお客様センター」(フリーダイヤル)で尋ねてみました。
以下、その回答です。
「セパージュはカベルネソーヴィニヨン60%メルロー30%カベルネフラン10%、フルボディ。カタログ価格(税別)は3,600円です。
特徴は、華やかで、甘い香り立ちで、煮つめたようなニュアンスがあり、ブルーベリージャムなどを連想します。優しい口当たりですが、しっかりとした構成力があり、上品で繊細なマルゴーらしい女性的なワインです。」
1月14日に酒DSで購入したときの価格は2,900円弱でした。

(マルゴー・シャトー・モンブリザン 2002の画像)





とても楽しみにしていたこのワイン、すき焼き開始と同時に頂きました。
すると、予想だにしない味わいだったのです。
口に含んでも果実味がほどんど感じられず、酸味も全く感じず、ふぬけた味わいなのです。
2002年産ですから2003年には蔵出ししているとおもいます、とは事前に訊いた「サントリーお客様センター」の話、
2006年の1月に購入したのでしたら、3年経過したワインであり飲み頃でしょう。
とのことでした。
折角チェロのコンサートを偶然にも誕生日に聴くことができ、ロゼ発泡酒も美味しかったので、最後の待望の赤ワインで気持ちは沈んでしまいました。

15日の朝台所を見ると、デキャンターに結構あのワインが残っており、
しぶしぶ飲んだ結果でした。
そこで、一部上場しているサントリーさんに、どうしてこういう風な味気のないワインになってしまったのか、問い合わせてみることにしました。
今後の抜栓後の飲み頃を台無しにしないためにも電話で訊いておく必要があると思ったからです。
「サントリーお客様センター」に電話して14日のマルゴーAOC(サントリーが輸入業者)の経過を電話で説明しました。
すると、お客様センターから直ぐに我が地もとのある県の営業所に連絡をしてくださったようで、
30分もしないうちに電話がかかってきました。
その電話の内容は以下の通りです。
「この度は弊社輸入のワインをご購入いただきましてありがとうございました。
お客様が頂いたワインの味がおかしいということの連絡がありましたので、
我が社の社員がお宅様にそのワインを預からせて調べさせて頂きたいと思います。
お伺いしてお預かりさせて頂けますでしょうか」。

こうして"マルゴー・シャトー・モンブリザン 2002"はサントリーの手許に戻った次第です。
デキャンターからボトルに戻したら、1/3も残量がありました。
1週間〜10日くらいで調査結果が分かるそうです。
私がサントリーにクレームをつけた格好になってしまいましたが、
私の本音はそうではなく、抜栓して4時間も置いたことでワインの旨味が抜けてしまったのではないか?
という疑問に答えを出したかったのです。
そうすることによって、これからは抜栓したあと頂くまでの時間を充分注意する必要があるか否かを確かめることが出来るのです。




【緊急告知 追記6:35pm】
今晩フジテレビ系列で9時から韓国映画『私の頭の中の消しゴム』の放映があります。
とても良い映画です。
「韓国映画」という先入観を捨てて、是非ご覧下さい。

『私の頭の中の消しゴム』に関連の私の過去ログ
http://blog.so-net.ne.jp/mouse1948/2006-06-05-1

http://blog.so-net.ne.jp/mouse1948/2006-06-09


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Baldhead1010

遅ればせながら、おめでとうございます。
ところで、mouse1948 さんは1948年のお生まれ?
by Baldhead1010 (2006-12-17 14:49) 

お散歩爺

お誕生日おめでとうございます。
豪華なワインに沢山のご馳走で素敵に祝って頂きましたね。
我が家のお赤飯だけ、とは大きく違います、羨ましいですね。
by お散歩爺 (2006-12-17 14:50) 

mouse1948

Baldhead1010さん、いつもお越し下さり、nice!&コメントをありがとうございます。

mouseは「子年」から、そして1948は「西暦」、
ピンポーン♪
ついにバレてしまいましたね。(^_^;)
by mouse1948 (2006-12-17 15:07) 

mouse1948

旅爺さんさん、こんにちわ。
いつもお越し下さり、nice!&コメントをありがとうございます。

「お赤飯」!
お祝い事には欠かせない日本の伝統食ですね。
私、お赤飯好きですよ。
あと2年で還暦.......。
by mouse1948 (2006-12-17 15:10) 

みつなり

お誕生日おめでとうございます。
私は1964年1月生まれです。何かお勧めのワインありますか?
あ、カセットコンロが我が家と同じだ。
by みつなり (2006-12-17 18:47) 

mouse1948

みつなりさん、こんばんわ。
いつもお越し下さり、nice!&コメントをありがとうございます。
また誕生祝いのお言葉、感謝です。

よく言われるのは、誕生年のヴィンテージワインを頂く、
という発想がありますが、これは大金持ちの方の発想です。
1964年産のワインで探索してみました。
http://www.delivery-wine.com/Vintage/1964.html

最低で28,000円の赤、最高でドンペリが168,000円です。

特別のお祝い日(例えば誕生祝い)には、3,000〜5,000円以内で美味しいワインが探せます。
ボルドー地方の赤でしたら、村名ワイン(マルゴー、サン・ジュリアン等)が買えます。
例えばサントリーが買収してから優秀なワインを産出している"シャトー・ラグランジュ 2001"(サン・ジュリアン産)が税込4,095 円で買えます。
お薦めです。

参考サイト
http://esearch.rakuten.co.jp/rms/sd/esearch/vc?sv=2&sitem=%A5%B7%A5%E3%A5%C8%A1%BC%A1%A6%A5%E9%A5%B0%A5%E9%A5%F3%A5%B8%A5%E5
by mouse1948 (2006-12-17 20:03) 

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