「ワインディ ’07年2月17日」 南イタリアの赤、激旨!(#20-IT-R) [我家のワイン・リスト]
ソネブロ会員の皆様、こんにちわ。
2月17日は我家のワインディ(火曜、土曜)でして、頂いたイタリアのワインがすこぶる美味しかったので、御紹介いたします。
1、銘柄 テッレ・デル・グリコ・サリーチェ・サレンティーノ2001
2、生産者 アッポローニオ家
3、カテゴリー サリーチェ・サレンティーノD.O.C、赤フルボディ、14% 2001年産
4、セパージュ ネグロアマーロ80%、マルヴァジア・ネッラ20%
5、産地 イタリア、プーリア州
6、購入先 楽○市場 京○ワイン
7、購入価格 1,974円(税込)
8、輸入業者 (株)ローヤル・オブ・ジャパン
ではラベル部分を中心のワインボトルを紹介しましょう。
(裏面のラベル部分)
(コルク)
さて、いつものように今回もまずは私が購入したショップのこのワインに対するアピールを紹介いたしますね。
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19世紀後半より、イタリア半島の長靴の踵、プーリアで4世代続いている名門ワイナリー、アッポローニオ家。
現在ワイナリーを運営しているのは、4代目となる若き兄弟たち。
兄のマルチェッロさんが販売、弟のマルシミアーノさんが醸造を手がけています。
プーリアといえば、まさに太陽の光が注ぎ込む土地。ワイン造りの歴史は古く、古代ギリシャ、ローマの時代にさかのぼります。
そして、今日では南イタリアの最重要エリアとして、激安ワインはもちろん数々の高級ワインも造られています。
そのプーリアの数多くの生産者のなかでも、最近大注目の造り手、アッポローニオ。
日本でもおなじみのジローラモさんもその著書[ジローラモ印のイタリア料理]のなかで、プーリアを代表するワイナリーとして絶賛しています。
近年、彼らのワインは欧米で高い評価を得てきました。
そのニーズに応えるため、畑を広げ生産量を増やしながら人気を確固たるものにしてきました。
その傍ら、彼らは最良の畑のみで最高品質のワインをテッレ・デル・グリコというブランドで造り始めました。
最も条件の良い、南西向きの畑の古木から手摘みで注意深く厳選されたブドウに彼らのワイン造りにかける情熱が注がれて出来上がったワインは、驚くほどの芳醇な香り、濃密なタンニン、そして熟成感のあるやわらかい果実味が感じられます。
彼らは、またこのブランドにつきましては、全く売り急いでいないんです。
ワインガイド誌へのアピールもほとんどしていません。
すでにアメリカをはじめ、世界中で大人気となり、ワインビジネスとして大成功を収めた彼らが、とことんクオリティの追求にこだわったワインなんです!!
そんな彼ら兄弟のワイン造りにかける情熱がギッシリと詰まった【テッレ・デル・グリコ】とにかく、味わってみてください!!
今まで、味わった事のない素晴らしく凝縮した果実味と芳醇な香りに圧倒されます!!
この[サリーチェ・サレンティーノ]は、いつも人気の[コペルティーノ](南イタリアの秘蔵ワイン「テッレ・デル・グリコ・コペルティーノ」のこと。同じネットショップにて同価格にて販売中:コメントmouse1948)の陰に隠れた存在、また価格も変わらないということで、ついつい後回しにしてしまうんです。
ところが、この[サリーチェ・サレンティーノ]を一緒に試飲したもう長いお付き合いのレストランさんが、こんなコメントをくれたんです。
『2本を比較して飲むと、確かに開けたての華やかさはコペルティーノ、でも時間が経つとどうだろう。
サリーチェ・サレンティーノのもつやわらかい酸味とタンニンが、とても滑らかに変化して飽きのこない味わい。
グラスワインやグループでの会食にはコペルティーノを選びたいが、カップルでゆっくりと食事を楽しみたいというケースには断然サリーチェ・サレンティーノをお薦めしたい。
特にこれからの季節、少し軽めのスパイスを効かせた肉料理やミートソース系のパスタには相性バツグンでしょう。』
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(以上、ショップのHPから転載)
まずセパージュですが、全く初めての品種で味わいが分かりませんので多少不安はありましたが、【テッレ・デル・グリコ】のブランドを信用いたしました。
ワインを抜栓した瞬間から頂くまでの感想を言います。
まず、ソムリエナイフ(2月1日のブラッスリー「オーバカナル」からプレゼントされましたので最近使っています。)で抜栓して45分くらい置き、空気に触れさせました。
抜栓して直ぐに香りを確かめました。
とても濃厚な甘い香りがしました。
抜栓前1時間くらい頃から、リクエストした料理レシピで家内が料理を始めていました。
17日の我家のワインディ・メニュー(市販品を含む)は以下の通りです。
9、料理
(1)オードブル
(海老とグリーンアスパラのソテー)
(カーマンベールチーズ)
(2)パンとグリッシーニ
(フランスパンとエクストラヴァージンオイル)
(グリッシーニ)市販品
(ピザ風薄生地のパン)市販品
(3)メインディッシュ
(イタリア風ロールキャベツ)
切り口
ワインがイタリア産なので、メインディシュもイタリア風をチョイスしました。
下記の「味の素レシピ百科」のサイトの検索でレシピをどうぞ。
http://www.ajinomoto.co.jp/recipe/
通常のロールキャベツと違い、ご飯も少し入った変わり種と思いきや、とても上品な甘さの逸品となりました。
材料を簡単に御紹介しますと、キャベツ、ご飯、バター、玉ねぎ、パセリ、粉チーズ、トマトケチャップ、干しぶどう、卵、セロリ、人参、さやえんどう、です。
是非一度お試しください。
料理も出来上がり、いよいよワインディの夕餉の始まりです。
ボトルからワイングラスにワインを注ぎ、軽くグラスを廻しながら香りをみました。
深い赤色、濃厚な果実の香りがします。
それがなにより溢れんばかりの芳醇な香りなのです。
濃密なタンニンもありますが、口一杯に広がる果実の香りでもう満足してしまいます。
そして飲んだ後の余韻も長く、思わず「これは、旨い!」と叫んでしまいました。
ネグロアマーロという珍しい品種が80%も占めるワイン、早速ネットで調べてみました。
「プーリア州で非常に広く一般的に栽培されている。非常に古くからあるプーリアの個性豊かな品種。ネグロアマーロ種はジンファンデル種の果実味とピノ・ネロ種の滑らかさをあわせもった葡萄品種として注目を集めています」そうです。
(卓上のワインボトル)
(卓上のワイングラス)
10、評価
果実味が非常に濃厚で、すこぶる芳醇な香りが持続し、そしてタンニンとのバランスもよくとても滑らかな美味しいワインでした。
このワインの評価ですが、私は久々に★4.0、家内も★3.9と二人とも文句無しにお薦めポイントでした。
プーリア州という日本人にはあまり馴染みのない南イタリアの地方で、こんなに美味しい赤と出逢うことが出来ました。
これで1,974円とは驚きです。
3,000円位の価値のある赤ワイン、是非お薦めいたします!
(評価は★5で満点、あくまで私の個人的嗜好での評価ですので、ご了承ください。)
ただ一言ご注意申し上げます。
このワイン、アルコール度数が14%もありますがとても滑らかで口当たりも良いです。
ですから飲んでしばらく時間が経過しますとかなり心地良い酔いがまわります。
私も食後暫くして1時間以上知らないうちに寝てしまいました。
さすがフルボディでした。
最後に"テッレ・デル・グリコ・サリーチェ・サレンティーノ2001
"のラベル画像を御紹介します。
《Today's Music with Walking》
小曽根 真 "SPRING IS HERE"
(1986年12月録音)
いつも思いますが
美食家ですね(^^)
by (。・_・。)2k (2007-02-20 16:03)
↑、ホント、最近はワインは
白ばかりです。^^
by (2007-02-20 16:29)
ひところは焼酎、今はワイン全盛ですね。
by Silvermac (2007-02-20 17:18)
*2kさん、こんばんわ。
「美食家」なんてとんでもないです。
ただ美味しいものにはめがありません。
ラーメンからお寿司そしてフレンチまでなんでも好きですが、外での超豪華なディナーはほとんどありません。
昔ラグビー観戦に国立や秩父宮に行った帰りには、必ず家内と国立競技場前の"ホープ軒"のラーメンを食べるのが決まりでした。
背油ギトギトですが好きで食べてました。
今はどうかな....。
*こうちゃんさん、こんばんわ。
赤はお嫌いですか?
白はどこの国のワイン(品種は?)をお好きでしょうか?
白から赤にはまると、もうその奥深さからなかなか抜けられません。
当分の間は赤オンリーです。
魚系や和食を頂くときには、やはり白がいいですね。
*SilverMacさん、こんばんわ。
「焼酎ブーム」はもう一段落なのですか?
そして今の時流はワイン全盛?
全く知りませんでした。
ありがたいことです。
赤ワインポリフェノールの関係が証明されてから、かなりの時間が経過していますが、
それが健康指向=ブームに繋がっているのでしょうか?
by mouse1948 (2007-02-20 18:35)
こんばんは^^
mouze1948さんは歩いて健康維持に努めていらっしゃるようですが、
これだけおいしそうな食べ物を召し上がっていたら、ちょっと難しいんじゃないかしらと、他人事ながら心配になりましたよ^^
奥様の手料理ですか・・・
差し向かいで召し上がるの、益々美味しく太ること間違いなしですわ^^
by (2007-02-20 18:49)
mimimomoさん、こんばんわ。
痛いところを突かれました。(^_^;)
そうなんです。
ワインディの時には結構高カロリーの夕餉になりますので、カロリーの過剰摂取になってしまいます。
そこで、1週間の7日のうち、他の5日の夕餉は和食中心でカロリー制限をするように努力中です。
1時間速歩+階段1段昇降10分が日課ですが、
これで消費するカロリーはせいぜい300〜350kcalですから、摂取カロリーの制限(食事制限)は必須なのです。
by mouse1948 (2007-02-20 19:11)