「ワインディ ’07年2月27日」 ラ・マンチャの赤、美味しい!(#21-SP-R) [我家のワイン・リスト]
ソネブロ会員の皆様、こんばんわ。
2月27日は我家のワインディ(火曜、土曜)でして、頂いたスペインのワインがまたまたすこぶる美味しかったので、御紹介いたします。
1、銘柄 メメント・オールドヴァイン 2005
2、生産者 ボデガス・ルーアン
3、カテゴリー ヴィーノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ、赤フルボディ、14.5% 2005年産
(注)格付け「ヴィーノ・デ・ラ・ティエラ」は後述があります。
4、セパージュ ボバル40%メルロー20%シラー10%グルナッシュ10%カベルネソーヴィニヨン10%テンプラニーリョ10%
5、産地 スペイン、カスティーリャ・ラ・マンチャ地方
6、購入先 楽○市場 京○ワイン
7、購入価格 1,239円(税込)
8、輸入業者 アズマコーポレーション
ではラベル部分を中心のワインボトルを紹介しましょう。
(裏面のラベル部分)
(人造コルク)
最近多くなってきました「人造コルク」、瓶内のワインが空気に触れないのでとても良いことです。
「スクリューキャップ」も同様です。
さて、いつものように今回もまずは私が購入したショップのこのワインに対するアピールを紹介いたしますね。
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『フルボディでインキーで凝縮した黒果実のフレーバー。
素晴らしい甘みと清らかさ、そして長い余韻に陶然とさせられる!!。
ビッグでスタイリッシュなこの赤は、紛れもなく驚嘆すべきバリューワインである!!』
本日、あのパーカーさんが、こんな物凄い大絶叫とともに、なんとなんと1180円にして90点をつけた、まさに驚愕の激安旨が登場いたします!!。
しかもこのワイン!!、なんと樹齢70年の超濃厚・凝縮エキスからできる『こんなに安くていいんだろうか!?』と思ってしまうほどの物凄い超激安旨なんです!!
その名も、
[メメント・オールドヴァイン 2005]!!!!!
2003年が初ヴィンテージ初リリースのワインながら、いきなりパーカーさんが90点もの高得点を付け、その鮮烈なデビューとともに世界で話題沸騰した物凄い赤ワインなんです!!。
パーカーさんの絶賛ぶりもベタ褒めどころか、物凄く激しいものなんですが、その造りはもっと凄いんです!!
6つのブドウ品種から造られるんですが、そのうちガルナッチャはなんと樹齢70年以上の老木!!。
さらに主体となるボバル、テンプラニーリョも50年以上古木から収穫されたブドウを惜しみなく使用し、その果実味は地中深く張った根から吸収される土壌のミネラルを、まさしく濃厚に凝縮感たっぷりに蓄えているんです!!。
こんな採算度外視なるワインを造りしは、ボデガス・ルーアンさん。
2001年に設立された新進気鋭のワイナリーでアッサンブラージュ(ブレンド)の天才と呼ばれ、イタリア・フランス・チリ・アルゼンチンなどでも活躍するフランス人の著名な醸造家ジャン・マルク・ラファージュ氏を迎えて出来上がったのがこのワイン。
なので、樹齢70年以上のぶどうエキスとこの凄腕が出会えば、この『驚嘆すべきバリューワイン』も夢ではないというわけです!!。
とはいえ、まぁ是非とも飲んでみてください!!
そんな理屈は抜きにして本当に美味しいんです!!
『深く濃く、黒果実エキスたっぷりの味わい深い濃縮果汁のよう!!。
さらに複雑味溢れるミネラル、ぎっしりと詰まったタンニン、押し寄せてくる長い余韻・・・!!
私ももう完全にノックアウト状態です。』
今回ご紹介する3年目となる2005年ヴィンテージ。
造り手によれば現在パーカーさんにレビューしていただいている最中なんだとか。
スペイン原産地呼称委員会のデータによると2003年が良年、2005年は最高格の年と発表されていますので、またもや素晴らしい高評価が出るに違いありません!!
今回ご紹介するワインはスペイン・カスティーリャ地方ラマンチャで生み出された赤ワインです。
ラマンチャは首都マドリードの南に広がる広大な産地で、約18万ヘクタールとスペイン最大の栽培面積を誇ります。
冬は厳冬、夏は酷暑と極端な大陸性気候の影響を受けており、かつては手軽なテーブルワインが生産量のほとんどを占めていました。
近年では最新の醸造設備と技術を導入した新しい造り手が増え、品質も向上してきました。
現在はモダンでスタイリッシュなタイプのワインが多く造られ、世界への輸出量も増加している産地です。
このワインはフランスのヴァン・ド・ペイに当たるビノ・デ・ラ・ティエラというカテゴリでリリースされています。
DO という原産地呼称よりも品種や醸造方法などの制約が少なく、自由なワイン造りができるため、このカテゴリを選択しているのです。
造り手はボデガス・ルーアンといい、カスティーリャ生まれの二人の実業家が2001年に設立したワイナリー。
100ヘクタールの広大な畑と最新の醸造設備を持ち、モダンでスタイリッシュなワイン造りを行っています。
畑にはなんと樹齢70年を超えるガルナッチャ(南仏でも多く栽培されているグルナッシュ)や、50年を超えるスペイン固有品種のボバル、テンプラニーリョが植えられています。
その他メルロ、シラー、カベルネソーヴィニョンなどのフランス品種も栽培され、このワインに用いられています。
二人の実業家はフランス人醸造家ジャン・マルク・ラファージュ氏を招聘し、彼らの畑と設備を託しました。
ラファージュ氏はイタリア、フランス、チリ、アルゼンチンなどでもワインプロデュースを行う著名な醸造家で、畑の立て直しとアッサンブラージュ(ブレンド)の天才と呼ばれています。
ここボデガス・ルーアンでも老木の立ち並ぶ畑を丁寧に手入れし、6つの品種を自在にブレンドして素晴らしい味わいを生み出しました。
ラファージュ氏はこのワインをフィルタリング(ろ過)せず、ぶどう本来の味わいを表現しています。
また必要以上に樽の風味をつけないため、樽熟成は全体量の50%にとどめており、樽の80%はフレンチオークを用いています。
こうしてフレッシュな果実味が凝縮した、濃縮果汁のような味わいが生まれるのです。
まさに高い評価を受けるべくして造り上げられたわけですが、初ヴィンテージの2003年でパーカーさんがいきなり90点をつけたのには全世界も驚愕!!
この2005年もスペイン全土で作柄の最高年といわれていますので、2003年に続いての高評価は必至です!!
今後全世界の争奪戦で価格が高騰したり、在庫が枯渇する可能性がありますので1180円という超激安価格のうちに是非ともたっぷりと入手していただければと思います!!
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(以上、ショップのHPから転載)
まずセパージュですが、スペイン固有種である品種ボバルがメインで味わいが不明でしたが、著名なワイン評論家パーカー氏がこのワインのブランドの2003年産に90点の評価をしているので、安心して購入できました。
ワインを抜栓した瞬間から頂くまでの感想を言います。
ソムリエナイフ(最近はあえて慣れるために)で抜栓して1時間弱くらい置き、空気に触れさせました。
抜栓して直ぐに香りを確かめました。
このワインもとても濃厚な香りがしました。
抜栓前1時間くらい頃から、リクエストした料理レシピで家内が料理を始めていました。
27日の我家のワインディ・メニュー(市販品を含む)は以下の通りです。
9、料理
(1)オードブル
(カナッペ)
(モッツァレラのカプレーゼ)
(2)パン
(フランスパンとエクストラヴァージンオイル)
(3)メインディッシュ
(イタリアンボール、トマトソース添え)
切り口
合挽肉を使った丸いメンチカツって感じです。
中にはモッツァレラチーズが入っています。
下記の「味の素レシピ百科」のサイトの検索でレシピをどうぞ。
http://www.ajinomoto.co.jp/recipe/
(水菜と焼きちくわの煮物)
メインディッシュではないのですが、何故か和風惣菜を一品作っておりました。
料理も出来上がり、いよいよワインディの夕餉の始まりです。
アルコール度数があるのでワインボトルをワインキャビネットから取り出し、抜栓してからワインホルダーにキープを約1時間弱しましたが、暖房の効いた居間ではなく、別の暖房のない部屋に置いておきました。
キープしていたワインホルダーから取り出したボトルからワイングラスにワインを注ぎ、軽くグラスを廻しながら香りをみました。
深く濃い赤色、濃厚な果実実のエキスがたっぷり感じます。
口の中に広がる果実の香りがとても良いのです。
そして飲んだ後の余韻も長く楽しめます。
とてもスムーズに頂けあっと言う間に1本を空けてしまいました。
(卓上のワインホルダーにキープしたボトル)
(卓上のワイングラス内のワイン)
10、評価
果実味が非常に濃厚で、とても芳醇な香りが持続し、力強くボリューム豊かですがそれが全面に押し出すことはなく、飲んだ後もその長い余韻が楽しめる美味しいワインでした。
このワインの評価ですが、私は★3.9、家内も★3.8と二人ともお薦めポイントでした。
産地がカステーリャ・ラ・マンチャ地方ですが、ラ・マンチャというとあのセルバンテスの小説『ドン・キホーテ』をもとにしたミュージカル作品『ラ・マンチャの男』を思い出します。
実はまだ観たことがないのですが.....。
頂いたワインは1,239円、味わい深さからしてもとてもハイ・コストパーフォーマンスなワインでした。
14.5%もアルコール度数がありながらとても飲みやすかったです。
是非お薦めいたします!
(評価は★5で満点、あくまで私の個人的嗜好での評価ですので、ご了承ください。)
最後に"メメント・オールドヴァイン 2005"のラベル画像を御紹介します。
(ラベル画像)
【参考:スペインのワイン法での格付け区分】
スペインのワイン法に基づくワインの格付けを簡単にお話します。
スペインでは1970年に施行された「ぶどう畑、ワイン及びアルコールに関する法令」に基づいて原産地呼称庁(INDO)が設立され、呼称の認定や管理運営が行われています。そしてスペインのワインは上からDOC,DO,VdlT,VdMの4つに分類されています。
1、 DOC(Denominacion de Origen Calificada:デノミナシオン・デ・オリヘン・カリフィカーダ)
日本語では、特選原産地呼称ワインと言います。INDOが非常に厳しい条件を課しているワインで現在のところ指定されているのは、Rioja(リオハ)のみです。
2、 DO(Denominacion de Origen:デノミナシオン・デ・オリヘン)
日本語では、原産地呼称ワインと言います。INDOが定めた地域で認可されたぶどう品種を原料として、厳しい条件を満たして生産されているワインで現在のところ指定されているのは38地域です。
3、 VdlT(Vino de la Tierra:ヴィーノ・デ・ラ・ティエラ)
日本語で地酒に相当します。認定地域で生産されたぶどうを60%以上使って作られたワインに適用します。
今回頂いたワインがこの格付けに該当します。
4、 VdM(Vino de Mesa:ヴィーノ・デ・メーサ)
いわゆる、テーブルワインにあたるカジュアルなワインです。
《Today's Music with Walking》
松永 貴志 "無機質オレンジ"
(2005年10月2〜3日録音。4thアルバム。SJ誌ゴールドディスク選定)
ステキなワインディですねぇ〜!!!
ワインもおいしそうですし、お料理も素晴らしいですっ!!!
のんびりワイングラス片手に過ごしたいです♪o(^-^)o
by kone (2007-03-02 20:01)
koneさん、こんばんわ。
こちらにもお越し下さり、nice!&コメントをありがとうございます。
レシピをネットから選ぶのは私、2種類くらいメインディッシュになるものを選び、そのなかから家内と相談して、最終的に家内が料理を作ってくれます。
レシピ通りにできないこともありますが、私は家内の料理の腕に85点(ちょっと厳しいですが、合格点は70点です)を進呈します。
あとはワインと料理のマリアージュ(結婚=相性)を期待します。(^○^)
by mouse1948 (2007-03-02 21:08)
こんばんは~なかなか伺えなくてすみません~
スペインですね!
スペインはコルクの産地なのに、海外に売ってしまって
自国のはそういうコルク多いみたいですね・・
ロバート・パーカー氏がつけると一気に値段が上がりますよね。
これも、もしお気に入りなら、買占めないと・・?
水牛のモッツアレラ!スゴイの召し上がっておられますね~
水牛のは、すごく高くて滅多に買えませんよぉ。
by nicolas (2007-03-02 21:23)
にこちゃんさん、こんばんわ。
お越し下さり、nice!&コメントをありがとうございます。
コルクはスペインが産地なんですか、知りませんでした。
でも最近の動向は、木のコルクはワインの保管状況によって乾燥することがありますので、
人造コルク&スクリューキャップが注目されています。
人造コルク&スクリューキャップ=安価なワイン、という図式はもうすぐ無くなるでしょう。
ワインにとって大切なのは、
1、横に寝かせ、なるべく振動を与えない。
2、瓶内のワインが外気に触れない。
3、温度管理は14〜15度をキープする。
4、光りを遮断する。
ことです。
それから「水牛のモッツアレラ」ですが、昨年秋、新宿伊勢丹のイタリアフェアでイタリア産の「水牛のモッツアレラ」を購入しましたが、値段は覚えていません。
今回のモッツアレラは地元のビブレ京○(スーパー)で買ったらしいので、水牛では無い(牛乳代用)可能性もありますので、
ブログ記事から「水牛」を削除させて頂きました。
by mouse1948 (2007-03-02 22:49)
マイケルさん、こんばんわ。
いつもお越し下さり、nice!をありがとうございます。
マイケルさんは、お酒は?
by mouse1948 (2007-03-02 22:56)
おはよう御座います。間違いキティちゃんのご指摘有難う御座いました。
爺は何でもキティちゃんなもので(笑)、早速修正しました。
ワインはアンモナイト・・・この絵に記憶があります。ラ・マンチャには風車を
見に行って、闘牛場なども見て来た所です。あまり大きな町ではなく、静かな所でした。そこで2人で買って飲んだのがこのマークだったと思います。
懐かしいスペインの田舎を思い出しました。
by お散歩爺 (2007-03-03 07:18)
カナッペが好きですね。
by Silvermac (2007-03-03 08:06)
おはようございます^^
最近体調が思わしくなくアルコールはしばらくご法度・・・
でもお料理が美味しそうで、よく作られるなーといつも感心します。
一所懸命歩かないとカロリーのバランスを保つのが大変なのでは?^^
by (2007-03-03 09:13)
*旅爺さん、こんにちわ。
ラマンチャに行かれたのですか、ご夫婦で。
実は私たちも10年位まえにスペイン観光を計画したのですが、9泊くらいの長期だったので有給休暇が却下されず.....。【T_T】
プラド美術館やグラナダのアルハンブラ宮殿、そしてサクラダ・ファミリアに行きたかったです。
ところでこのアンモナイトの絵柄のワインですが、初ヴィンテージは2003年産でこの銘柄の初リリースです。
ですからもしラマンチャで頂いたとすれば、2004〜2006年の間でしょう。
* SilverMacさん、こんにちわ。
なにも料理の手伝いをしませんでしたが、最近ワインディでの「カナッペ」だけ簡単なので私が作っています。
今回の具は、スモークサーモン、ロースハム、マンゴ&バナナのナチュラルチーズ、そしてピーナッツバターです。
* mimimomoさん、こんにちわ。
体調不良のときはやはり自粛するのが身体のためですね。
毎早朝60分の速歩+筋トレ5分+階段1段昇降10分、をしていますが、
これで消費カロリーは350kcalくらいです。
ですからワインディの日は完全に摂取カロリーが勝ちます。
でも人間の三大欲の1つ、食欲(美味しいものを頂く)を満たすのを押さえることはできまえん。
そこでワインディ以外の日の摂取カロリーを減少させるように努力しています。
by mouse1948 (2007-03-03 12:15)
週に二日ワインデーですか。いいですね。
by (2007-03-03 13:02)
tanaka-ma3さん、こんにちわ。
その2日以外は基本的にはお酒は飲みません。
例外は2つ、
1つはスペシャルデーの「クリスマスイブ」と「お正月」にワインを。
2つ目は暑い季節に生ビールが飲みたくなる時です。
そのとき飲むのは『エビスビール』か『ザ・プレミアム・モルツ』オンリー、つまり麦芽100%のものだけです。
by mouse1948 (2007-03-03 15:09)