ワインディ(’06年10月25日) ボルドーAOCでもこの旨さ!(#14-FR-R) [我家のワイン・リスト]
ソネブロ会員でワインのお好きな皆様、こんばんは。
前回は、「新世界」の代表格ワイン、カリフォルニア産を紹介しましたが、
今晩は逆に赤ワインの世界的銘醸地、フランスはボルドー地方の赤ワインをご紹介いたします。
いきなり評価ですみませんが、これから紹介します赤ワイン、
夫婦二人で初めて同じ★4つを進呈しました!
フランスのワインの生産地は内陸、ドイツ隣り、そして地中海沿岸、と沢山ありますが、
特に2大生産地として、ボルドー地方とブルゴーニュ地方をかかすことは出来ません。
さあ今回ご紹介する赤ワインは、『シャトー・ローサック 2000』です。
ではまずワインボトルの画像(ラベル付近中心)を掲載します。
(ボトル画像)
(コルクの画像) 2画像
今回私がお薦めする赤ワインの内容は以下の通りです。
1、 銘 柄 シャトー・ローサック 2000
2、 生産者名 シャトー・ローサック
3、 カテゴリー ボルドーAOC、赤13%、ミディアムボディ(フルボディに近い) 2000年産
4、 セパージュ(品種) カベルネソーヴィニヨン43%、メルロー32%、カベルネ・フラン25%(全て樹齢25年以上)。
5、 生産地 仏、ボルドー地方産。
(ボルドーの最東Saint Foy La Grandeの町の南15Kmに位置する。ボルドー市中心からは100Km離れた産地)
6、 購入先 楽○に出店 (株)京○ワインリカーショップ
7、 購入価格 1,449円。 10/17購入。
8、 輸入業者 (有)コートーコーポレーション
9、 ワインディの料理
三色サラダ、マカロニサラダ(市販)、レンコンのチップス(市販)、
ピーマンとキノコと豚肉の秋炒め、ジャガイモとブロッコリーのミートソースグラタン。
(一部は後で画像紹介します。)
10、 ワインの味わい
いつものようにこのワインに関するショップのアピールを掲載いたしますので、参考になさってください。
『アメリカ最高評価誌【ワインスペクター誌】が97〜99点をつけ、
さらには、あの世界最高の評論家パーカーさんも94〜97点!!。
さらにさらに地元フランスの最高評価誌【ギッド・アシェッド】誌では、ここ20年でわずか3回しか記録していない18/20点の点数を付ける、
まさに世紀の超大当たり2000年ヴィンテージ。』
『何が凄いかって、この価格にして平均樹齢25年の完熟カベルネ・ソーヴィニヨンが43%のブドウ配合!!。
このシャトーのあるドルドーニュ河上流にあるランドルーア村は、晩熟カベルネ・ソーヴィニヨンでも充分熟す異例の気候をもった産地で、
そんな凄いスペックでも奇跡的に安く、そして奇跡的に6年熟成にも優々と耐えうる、まさに前代未聞のボルドーワインができる産地なのです。』
『1,449円とは絶対に信じられないほどの見事な味わいバランスがたっぷりと堪能いただけます!!。
その6年熟成を経た滑らかな舌触りに、完熟したカベルネ・ソーヴィニヨンの骨太なる果実味がしっかりとその余韻を深いものにしています!!。
素晴らしいです!!』
このショップの口上が本当かは飲めば分かる、そして今までのこのショップに裏切られたことはない!
さあ、頂いた正直な感想を言います。
6年熟成しただけにその滑らかさは群を抜いていました。
また果実味も充分堪能できる程良さであり、されどもタンニンの渋味はさほど感じないのが不思議なくらいで、気品さえ感じました。
この小さな造り手はワインの生産者であるが、もともとブドウ栽培家でるため、醸造施設を所有していないので、
ワインの仕込みは協同組合の醸造所で行われているようです。
ここが比較的安価でワイン造りが出来る所以のようである。
ワイン好きには嬉しいことですね。
今晩の料理ですが、いつもの味の素の「レシピ大百科」から3品をチョイスしてみました。
http://www.ajinomoto.co.jp/recipe/
「ピーマンとキノコと肉の秋炒め」、「ジャガイモとブロッコリーのミートソースグラタン」、そして「三色サラダ」です。
(但し三色サラダは、ラディッシュを買い忘れたので、赤ピーマンを使いましたが、ラディッシュの歯ごたえを逸したのは残念。)
11、 評価(★5で満点)
3種の品種が見事に融合して、果実味の豊かな、かつ滑らかで上品なワインを作ってくれました。
完熟したカベルネ・ソーヴィニヨンが滑らかさを醸し出したのです。
また頂いた後の余韻も楽しめるのは、香り高いからでしょう。
さてワインの評価ですが、
夫婦同時に、初めて★★★★4.0、を進呈します!
(★4以上、または★4に限りなく近い3.5=実際判断は3.8以上を私は美味しいワインとしてお薦めしております。
ワインは特に好みが大きいお酒ですので、あくまで私感であることをご了承下さいませ)
さて、ワインとともに頂いた料理の一部の画像を掲載いたします。
(三色サラダ)
(ピーマンとキノコと肉の秋炒め)
これ実は中華風と思いきや和風なのですが、とても美味しく赤ワインに良く合いました。
是非作ってみてくださいませ。
(ジャガイモとブロッコリーのミートソースグラタン)
これも美味しかった!
(食卓上のワインボトル画像)
最近はボルドーのワインの人気が以前よりかなり落ちているようです。
新世界ワインのコストパーフォーマンスとその出来がいいのです。
特にオーストラリアに人気が集まっているようです。
でも今晩頂いたように、地方名ワインでもこれだけ美味しく、我家では諸手を上げて★4を進呈するくらい、長い歴史のある銘醸地域なのです。
ボルドー健在なり!
最後になりましたが、このワインのラベル画像等を掲載いたします。
(ラベル画像)
今だからこそ、ボルドー再発見のチャンスなのかもしれません。
超高級ワインだけが、ボルドーの味わいを代表するのではないことをここでもう一度確認しましょう。
この評価で、1449円ですか・・・。
ワインも、ずいぶんとお安くなりましたね。
by Baldhead1010 (2006-10-30 13:20)
Baldhead1010さん、こんにちわ。
いつもお越し下さり、nice!&コメントをありがとうございます。
「新世界」ワインにおされ、ボルドーなど従来の銘醸地離れがおきています。
(高級ワインを除いてですが。)
これは一般消費者である私たちだけでなく、ミュシュランの★以上のレストランでも同様のようです。
美味しいワインをサーブすることがお店の品格にも影響しますから。
ボルドーAOCは、地方名ワインですからボルドー地方のAOCのなかでも一番格下です。
でも美味しいワインが安価に入手できることも多いので、狙い目です。
このことは、他のフランスの地方、更には他のワイン生産国でも同様です。
by mouse1948 (2006-10-30 16:01)