ワインディ(’06年8月22日) なんと千円以下で、激旨!(#9-FR-R) [我家のワイン・リスト]
ソネブロ会員の皆様、今晩わ。
昨日8月22日は我が家のワインディ(毎週火曜日と土曜日)でした。
17日にいつもの楽○のワインショップで8本(赤7本、白1本)を購入して総代金が12,272円、1本あたり平均1,534円です。
一番高価なワインが2,305円、一番安いワインが991円でした。
8本にはその991円の一番安いワインが2本入っています。
2本ともワインショップのお薦めワインでしたので、安価でもためらわず購入することが出来ました。
そのうちの1本を昨晩頂いたのですが、これが驚きの超激安旨の赤ワインでした。
結論から言いますと、★5満点で★3.5の評価ですが、実質限りなく4に近い3.8の★を夫婦とも納得で進呈しました。
そこで皆様に是非ご紹介したいと思い、記事にいたしました。
1、ブランド ムーラン・ド・ガザック・フィガロ・ルージュ 2004
2、生産者 ムーラン・ド・ガザック社
3、カテゴリー ヴァン・ド・ペイ・ドゥ・レロー 赤、ミディアムボディ 13% 2004年。
4、セパージュ グルナッシュ50%、カリニャン50%
5、生産地 フランス、ラングドック地方、アニアーヌ村産
6、購入元 楽○出店 京○ワインリカーショップ
7、値段 991円
8、輸入業者 (株)エイ・エ○・ズィー
9、風味
風味についてはいつものようにまずショップのアピールを掲載しましょう。
『1985年にはフランスの雑誌「ジュルナル・ドゥ・ディマンシュ」によって「ペトリュス」と比較試飲されて、いずれも完全なる同格評価、ブラインドではその区別も付かぬほどの絶賛評価を受けた元祖スーパー・ヴァン・ド・ペイ「ドウマ・ガザック」!!』
『高級ワイン産地ボルドーやブルゴーニュと同じような気候条件からできる幻ワイン「ドウマ・ガザック」の評判は瞬く間に世界中を駆け巡り、ボルドーの超高級第1級グラン・ヴァンやペトリュスなどともブラインドで買った!!との話題も手伝って価格も急激に高騰!!現在では数万円、ヴィンテージやキュヴェによっては入手不可能な幻となっているんです!!』
『しかし生産者のギベール氏が基本的に望むのは、この奇跡の土壌の自然そのままの姿を多くの人に気軽に楽しんでもらうこと!
その情熱が生み出した最激安にして最高傑作のワインがこの「フィガロ」なんです!!』
『試飲してみるや、あまりのハイレベルなスペックに本当に声もでないほど驚かされるんです!!
抜栓直後はまるでこれから数十年の熟成期間に入ろうとしてるピノ・ノワールのように、チェリーや小梅のニュアンスを感じつつもしっかりとしたタンニンの奥に果実味が隠れているのですが、
20分も経てばその表情はガラリと変化!! 上品で繊細なまるでシルクのような舌触りにのって、果実味が口いっぱいに広がり、余韻はこれぞ南仏らしい胡椒やナツメグなどのスパイシー感も贅沢に堪能できるんです!!』
少し長いショップのこのワインに対する熱意を感じるほど分かり安いアピールでしたが、
これだけ言われてしまうと、私からはもう何も言う事がないほどです。
そこでセパージュ(葡萄品種)からこのワインの味わいを探求してみました(ヒュー・ジョンソン著「ポケット・ワイン・ブック」参考)。
まずグルナッシュ種は色は淡いがアルコール分の強い、果物の風味をもった品種、またカリニャン種は、フランスでは他をひき離して最も広く用いられている品種。
この2品種が肥沃な土壌で素晴らしいワインを作り出しているのです。
やや冷やし目(11〜13度)で頂きましたが、ショップの言う通り果実味の豊かさと香りの高さに本当に驚かされます!
そしてしっかりとしたボディがあり、飲み応えがあります。
またなめらかな口当たりも嬉しく、なんといっても991円、というハイコストパーフォーマンスに驚くばかりです。
千円以下でこんなに美味しい赤ワインを飲んだのは久しぶりです。
フランスの原産地呼称統制法(AOC)では一番上のAOCではないけれど、二つ下のヴァン・ド・ペイ(地酒)のランクとは思えない美味しさです!
是非是非騙されたと思って、いや騙しませんから飲んでみてください!!!
さて、
このムーラン・ド・ガザック・フィガロ・ルージュ 2004のボトル画像を掲載しますね。
次にこのワインを注いだグラス画像です。
(なかなかピンが来ず、ワインの色合いがうまく伝わるか心配です。)
以下、10、夕餉の料理などの記事です。
10、夕餉の料理
(1) 豚肉とニラ・キャベツの梅かつお炒め
(ニラはあまり好きではないですが、味付けで美味しく頂けました)
(2) エビとコーンのかき揚げ
(塩山椒、又はゆず入り七味で食べてみてください。ワインと合います)
(3) オクラと山芋のごま酢和え
(ちょっとレシピをアレンジして梅酢漬けの山芋を使用しました。)
(4) 豆腐サラダ
(5) 蓮根チップス(市販だが、我が家の定番)
(6) 茹でとうもろこし
(とうもろこし大好きなのに、この夏初めて食べました)
上記(1)〜(3)は、いつもの味の素「レシピ大百科」に掲載されています。
http://www.ajinomoto.co.jp/recipe/
また上記料理は白ワインでも合いそうなメニューです。
フィガロはミディアムボディでしたから、和風料理でも充分楽しめました。
最後になりましたが、ムーラン・ド・ガザック・フィガロ・ルージュ 2004のラベル画像を掲載します。
【追記 8月24日0:25am】
今後下記【ワイン豆知識】を折りにふれ、掲載します。
※【ワイン豆知識1】
「フランスのワインの格付け」
フランスのワイン法の格付けとは、ピラミッドの底辺から4つに分かれます。
1、Vin de Table(いくつかの地方で生産されたワインをブレンドして作ったワイン) テーブルワインですね。
2、Vin de Pays(限定された地域で産出されたワイン)地酒です。
1と2を合わせて「テーブルワイン」と区分することもあります。
3、AO VDQS(Vins Delimites de Qualite Superieure)「原産地呼称上質指定ワイン」のことですが、日本にはほとんど入荷してません。
4、AOC(Vins d'Appellation d'Origine Controlee)「原産地統制呼称ワイン」、通常AOCワインとかACワインとか呼びます。 これが最上のクラスです。
3と4を合わせて「指定地域優良ワイン」と区分することもあります。
(具体的使用例)"APPELLATION CHABLIS CONTROLEE"
間の"CHABLIS"はブルゴーニュ地方のシャブリ地区を表します。
従ってシャブリAOC、を意味します。
おはようございます^^
最近ワインは飲まなくなりましたね~。この前、夫の誕生日にレストランで飲んだくらいだわ。元々夫が下戸なので、結局飲まなくなってしまう(--)
by (2006-08-24 04:56)
私は一週間に4.5本のワインを晩酌で^^
1本600円そこそこのワインですが、慣れるとこちらの方がうまいと感じるから不思議ですね^^
ちなみに、日~木までは、ハーフ。
金・土はフルボトル解禁です。
金曜日が待ち遠しい^^;
by Baldhead1010 (2006-08-24 10:01)
あの・・フルボトルが600円ぐらいです^^;
スクリューキャップですので、半分飲んだら、カカがさっさと閉めてしまいます^^;
by Baldhead1010 (2006-08-24 11:12)
Baldhead1010 さん、たびたびありがとうございます。
フルボトルで600円なんですか!
しかもスクリューキャップですと、サントリーやアサヒビール等で販売している安価で美味しいシリーズのものですね。
そうすると飲むワインが限定されてしまい、おそらく全メーカー合わせても20本くらいしか種類がないでしょう。
同じものを飲んで、飽きてしまいませんか?
by mouse1948 (2006-08-24 12:09)
27日 チャリで娘と一緒に行きますね。
撮影後、バイオリンを見にお茶の水に行く予定があるので
娘居ても構いませんか?
by (。・_・。)2k (2006-08-24 12:10)
mimimomoさん、こんにちわ。
1本をお一人で全部飲むのはきついでしょう。
飲み残したら、小さい瓶に移し替えて、しっかりと栓をすれば、冷蔵庫で1週間(でも3〜4日で飲んだ方が無難ですが)は大丈夫です。
mamiさん、19672kさん、nice!をありがとうございます。
by mouse1948 (2006-08-24 12:16)