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あなたは、「アラDAN」? 「アラBUB」? 「アラIT」?    [青春時代]

ソネブロ会員の皆様、こんにちわ。
週末を如何がお過ごしでしょうか?

今日のフジテレビ番組『胸きゅん! ジェネレーション天国 衝撃の食べ物ベスト10』(1月9日13〜14時半放送)が面白かったので、ここで再現をさせていただきます。

世代を「アラDAN」(アラダン)、「アラBUB」(アラバブ)、 「アラIT」(アラアイティー)に分類してその青春時代のグルメを中心としたベスト10を紹介しています。

アラDAN」とは、60代中心のアラウンド団魂世代をいいます。
アラBUB」とは、40代中心のアラウンドバブル世代をいいます。
アラIT」とは、現代のIT世代をいいます。


それではまず「アラDAN」の食べ物ベスト10から。
1、バナナ
2、コカ・コーラ
3、即席ラーメン
4、ピザ
5、生クリーム
6、ハンバーガー
7、おまけ付きキャラメル
8、グレープフルーツ
9、フランスパン
10、インスタントコーヒー

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詩集『冬の夜』から   No.11 「おもいで」、No.12 「むかし」  (1967年7月22日編)     [青春時代]



おもいで


あいつがやってきて
「おはよう」って言ってたよ

おれ
ない心と相談して
「さよなら」って言ったよ

あいつは
「もう来ない」って言ってたよ

おれ
残りもので
「いっぱいだあ!」って言ったよ






むかし


とおい
とおーい むかしの
あこがれでしょう
そっと
ぼくの前を
とおって行ったのは

かなしくもない
むかしのおもいでだった

それも
もう
今はない......






【後記】
私の処女詩集『冬の夜』、全17編から12編を抜粋して開示いたしました。
個々の詩の私からの解釈はいたしません。
心を開いて、感ずるままに読んでいただければ嬉しいです。



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詩集『冬の夜』から   No.10 「泣けよ、君!」  (1967年7月22日編)     [青春時代]



泣けよ、君!


雨が泣いている
泣いているよ
泣いているよ
泣いているよ
君!

ああ
おれ
一人になったよ

だから
泣けばいいさ
泣けよ
泣けよ
泣けよ
君!

けど
泣いたあとは
また
おれ一人になる

そしたら
また泣けばいいさ
涙は
むこうの山のてっぺんに
いくらでも
貯蔵してあるから
遠慮するなよなあ
君!






【後記】
私の処女詩集『冬の夜』から抜粋して開示しております。
個々の詩の私からの解釈はいたしません。
心を開いて、感ずるままに読んでいただければ嬉しいです。



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詩集『冬の夜』から   No.9 「亀」  (1967年7月22日編)     [青春時代]






ないところに
ぼくはいる

しばらくすると
ぼくは
歩き出す

近くに遠くに広がる
あの雲に
ヒタヒタと登ろう

すべてが
どんどん遠ざかってゆく
足だけ
むやみやたらに
五次元に行きたいらしい

やはり
ないところに
ぼくはいるんだ

こんな足
地球に
忘れてくるんだった






【後記】
私の処女詩集『冬の夜』から抜粋して開示しております。
個々の詩の私からの解釈はいたしません。
心を開いて、感ずるままに読んでいただければ嬉しいです。



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詩集『冬の夜』から   No.7 「一人でいるとき」、No.8 「ようこ」  (1967年7月22日編)    [青春時代]



一人でいるとき


この花を
じっと
みつめているだけじゃあない
みつばちだって
そこから
みつをとる






ようこ


まんまるい
ヨーコの泪を
一つぶ
ポロロンと
ころがしてみた







【後記】
私の処女詩集『冬の夜』から抜粋して開示しております。
個々の詩の私からの解釈はいたしません。
心を開いて、感ずるままに読んでいただければ嬉しいです。





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詩集『冬の夜』から   No.6 「淡雪」  (1967年7月22日編)    [青春時代]



淡雪


こうして
君は
みぢかき生命を終え
また
天のものと化すのですね

太陽は
ぼくたちに
生きる喜びを与えて下さいます
ところが
君は
若き命を絶たなければいけない

一方は
砂漠の泉(オアシス)あり
他方は
死刑執行台あり

それなのに
なぜか
ぼくは
君を
好きになった

言いようのなさに
涙ぐむのは
どうしたこと






【後記】
私の処女詩集『冬の夜』から抜粋して開示しております。
個々の詩の私からの解釈はいたしません。
心を開いて、感ずるままに読んでいただければ嬉しいです。
なお1日夜行バスで5日まで北アルプス山行(黒部五郎岳)ですので、予約投稿(第二弾)です。




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詩集『冬の夜』から  No.4 「みつめること」、No.5 「精巧な人間時計」(1967年7月22日編)    [青春時代]



みつめること


あいらしい
あいらしい
というので
ぼくは
ふりかえって
じっと
あの人の瞳を
みつめてやりました





精巧な人間時計


そそくさと詩を書き
そそくさと一日を終え
そそくさと明日を待っている

そそくさと
ラヴレターを書き
ご苦労様と言ってみる

そそくさは
そそくさを苦しめ
ああ 苦しい と言う

こんな世界は
詩人にはなかろう







【後記】
私の処女詩集『冬の夜』から抜粋して開示しております。
個々の詩の私からの解釈はいたしません。
心を開いて、感ずるままに読んでいただければ嬉しいです。
なお1日夜行バスで5日まで北アルプス山行(黒部五郎岳)ですので、2日7時&4日7時予約投稿で、処女詩集から連続掲載いたします。


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詩集『冬の夜』から  No.2 「冬の夜」、No.3 「あの星のように」(1967年7月22日編)    [青春時代]



冬の夜

明日になれば
霧中に消えてゆく


やはり
人間にも
四季が
あるようです

そう
霧は
晴れるかもしれません






あの星のように

君の瞳下さい
そっと
ぼくのうらぶれた夜空を
照らしてみるんです

それから
君の泪を
そっと
僕の胸に汲み込んで
ちっちゃな
湖を作っちゃいます

清んだ
つめたい
みずうみなんですよ
ほら
こうしていると
なにもかも
凍りついてしまいそう

ひとつぶ
まんまるい
ぼくは
やっぱり
いてついた胸から
ころがっていった







【後記】
私の処女詩集『冬の夜』から抜粋して開示しております。
個々の詩の私からの解釈はいたしません。
心を開いて、感ずるままに読んでいただければ嬉しいです。



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詩集『冬の夜』から     No.1 「愛するもの」(1967年7月22日編)    [青春時代]


詩集『冬の夜


ー序にかえてー

恋人よ

君に生きるぼくを見いだすとき
君の存在の強壮さに目をみはるのに、

ぼくに生きぬ君があると思うと
ぼくの存在の虚弱さに苦悶するのですよ。








愛するもの


こうして
なきわめいていれば
太陽もぼくをなぐさめてくれます
一編の詩もぼくをだきしめてくれます
育まれるのはぼくの人生だろうか
陽光も詩語も
ぼくを愛するものであろうか

ほら聞こえませんか
ぼくは
いつもいつも つぶやいているのです。

ぶつぶつ言って
あわせる手から滴るのは
泪よりも純真であるという

アポロがいて
ぼろぼろな詩人がいる
そして
ぶつぶつ言うのは
結局
なんにもいやすことができないこの泉(オアシス)と
あの砂漠に消える足跡に
相違ないらしい






【後記】
詩集『冬の夜は、私の処女詩集です。
全17編ですが、抜粋して開示させていただきます。
大学に入学したのが1967年4月、すぐにサークル「文学研究会」に入部しました。
この詩集に編纂している詩歌はおそらく高校3年〜大学1年の初夏までに作詩されたものと思います。


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「君の誕生日に」           (1974年作詩)              [青春時代]


君の誕生日に

                          
遠く光る海に向って
君は駈けてゆく
そのさみしげな心はどこに住む?
そのさみしげな心は失った人の掌に

毀れた貝を
波に洗って
おいで 君の青春
おいで 君のファンタジー

君の可愛い悪戯に
僕は どこまで走ってゆこう
闇のなかにあって
潮騒は僕を困らせるだろう
砂の洪水があるだろう
それは 君の誕生日

夜が明けたら
僕は君に何を贈ろう






【後記】
今日から、私が詩人であった高校3年頃(1965年)から1975年頃までの青春時代に作詩したものを皆様に開示させていただきます。
個々の作品の完成度的には完全に「詩」といえるもの、「詩」のようなもの、「散文」的なもの、があるかもしれませんが、ここに開示するものはその全てを「詩」としてアップいたします。
心を開いて感じるままに、読んでいただければ嬉しいです。




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