6月22日、映画『劔岳 点の記』を観てきました。 [映画&ドラマ鑑賞(韓流以外)]
ソネブロ会員の皆様、こんにちわ。
6月22日に映画『劔岳 点の記』を観てきました。
それなのに7月になってしまってのブログ記事アップ、だいたいお分かりでしょう。
20年以上前に、新田次郎のこの原作の初版本を購入して読みました。
でももうかなり前ですのでストーリーも覚えていません。
ですから劇場で観るまでに再読しようとおもってましたら、20日に封切りとなってしまいました。
というわけで先月22日に地元のシネコン、東宝シネマで観劇してきました。
CGを一切つかわず撮影したと訊いていましたので、
その映像は劔岳を中心とする冬山、夕景、などどれも素晴らしいものでした。
日露戦争後の1906年(明治39年)、当時の陸軍参謀本部は陸地測量部を持ち国防のため日本地図の完成を急いでいた。
日本各地の三角点をクリアーしつつありましたが、未踏峰となっていた剣岳を踏破し、ここにも三角点を立てることとが命令されます。
その任を負わされたのが、柴崎芳太郎なる若き測量手で、幾多の苦難の末、明治40年、ついに剣の頂上を窮めます。
場面には、物凄い雪や風の情景や山の険しい様、滑落場面、ロープ裂断場面などが現れ、当時としては装備なども今ほどではなかったでしょうし、登山装備以外に三角点設立と観測の設備や器具も必要だし、そもそもこの山を初めて極める困難さがあったと思います。
当時「日本山岳会」も創立され、「陸軍参謀本部陸地測量部」と山岳会のどちらかが先に劔岳を初登頂するか、との競争をあおるような新聞報道がなされる有様でした。
結果は度重なる困難を乗り越え、劔岳を初登頂して四等三角点を設置した測量部でした。
ところが過去に既に修行僧によって登頂がされていたこと、
即ち陸軍測量部が初登頂したのではなかったことへの陸軍上層部からのバッシング、
などたんたんとドキュメンタリーのように画面展開があり、
気がつけばエンディングでした。
映画を観終わって、感激はありませんでした。
ストーリーを楽しむというより山容や、情景映像を観ると思った方が良いようです。
ただ劔岳は登山するには険しい山なのだ、と思いました。
それでも自分が元気なうちに一度は登ってみたい、
それが正直な感想でした。
映画『劔岳 点の記』の評価をするとすれば、感動でもなく、素晴らしい山岳映像ではあるが、たんたんとすすむドキュメンタリーのようなタッチしか感じませんでした。
★5つ満点で、せいぜい★3というところでしょうか。
同じ新田次郎の山岳小説で映画化された『八甲田山 死の彷徨』は原作も素晴らしかったが映画にも感動したことを思い出します。
まだご覧になっていない皆様に劇場での観劇をお薦めする唯一の醍醐味は、大きなスクリーンでの劔岳及びその周辺の山容の素晴らしさを観れること、
だけです。
『劔岳 点の記』に関する公式ページ:http://www.tsurugidake.jp/
【YouTube】より:『劔岳 点の記』
【2009年に観劇した映画】
(緑は邦画、青が洋画。【】内は評価。★5満点。言うまでもないですがあくまで私感です。)
3/7 『おくりびと』【★5】
3/29 『ワルキューレ』【★3.5】
5/15 『天使と悪魔』【★2.5】
6/22 『劔岳 点の記』【★3.0】
6月22日に映画『劔岳 点の記』を観てきました。
それなのに7月になってしまってのブログ記事アップ、だいたいお分かりでしょう。
20年以上前に、新田次郎のこの原作の初版本を購入して読みました。
でももうかなり前ですのでストーリーも覚えていません。
ですから劇場で観るまでに再読しようとおもってましたら、20日に封切りとなってしまいました。
というわけで先月22日に地元のシネコン、東宝シネマで観劇してきました。
CGを一切つかわず撮影したと訊いていましたので、
その映像は劔岳を中心とする冬山、夕景、などどれも素晴らしいものでした。
日露戦争後の1906年(明治39年)、当時の陸軍参謀本部は陸地測量部を持ち国防のため日本地図の完成を急いでいた。
日本各地の三角点をクリアーしつつありましたが、未踏峰となっていた剣岳を踏破し、ここにも三角点を立てることとが命令されます。
その任を負わされたのが、柴崎芳太郎なる若き測量手で、幾多の苦難の末、明治40年、ついに剣の頂上を窮めます。
場面には、物凄い雪や風の情景や山の険しい様、滑落場面、ロープ裂断場面などが現れ、当時としては装備なども今ほどではなかったでしょうし、登山装備以外に三角点設立と観測の設備や器具も必要だし、そもそもこの山を初めて極める困難さがあったと思います。
当時「日本山岳会」も創立され、「陸軍参謀本部陸地測量部」と山岳会のどちらかが先に劔岳を初登頂するか、との競争をあおるような新聞報道がなされる有様でした。
結果は度重なる困難を乗り越え、劔岳を初登頂して四等三角点を設置した測量部でした。
ところが過去に既に修行僧によって登頂がされていたこと、
即ち陸軍測量部が初登頂したのではなかったことへの陸軍上層部からのバッシング、
などたんたんとドキュメンタリーのように画面展開があり、
気がつけばエンディングでした。
映画を観終わって、感激はありませんでした。
ストーリーを楽しむというより山容や、情景映像を観ると思った方が良いようです。
ただ劔岳は登山するには険しい山なのだ、と思いました。
それでも自分が元気なうちに一度は登ってみたい、
それが正直な感想でした。
映画『劔岳 点の記』の評価をするとすれば、感動でもなく、素晴らしい山岳映像ではあるが、たんたんとすすむドキュメンタリーのようなタッチしか感じませんでした。
★5つ満点で、せいぜい★3というところでしょうか。
同じ新田次郎の山岳小説で映画化された『八甲田山 死の彷徨』は原作も素晴らしかったが映画にも感動したことを思い出します。
まだご覧になっていない皆様に劇場での観劇をお薦めする唯一の醍醐味は、大きなスクリーンでの劔岳及びその周辺の山容の素晴らしさを観れること、
だけです。
『劔岳 点の記』に関する公式ページ:http://www.tsurugidake.jp/
【YouTube】より:『劔岳 点の記』
【2009年に観劇した映画】
(緑は邦画、青が洋画。【】内は評価。★5満点。言うまでもないですがあくまで私感です。)
3/7 『おくりびと』【★5】
3/29 『ワルキューレ』【★3.5】
5/15 『天使と悪魔』【★2.5】
6/22 『劔岳 点の記』【★3.0】
タグ:劔岳 点の記
お茶屋さん、
xml_xslさん、
sasasaさん、こんばんわ。
いつもお越し下さり、nice!をありがとうございます。
by mouse1948 (2009-07-02 22:01)
私も観ましたが、今とは違った登山用具にはびっくりで大変だったと感じました。吹雪や夕焼けなど情景も楽しめました。
by pulsar (2009-07-02 23:34)
pulsarさん、こんばんわ。
いつもお越し下さり、nice!&コメントをありがとうございます。
確かに吹雪きの怖さや夕景の素晴らしさは感じましたですね。
でもそれだけ?って感じでした。
by mouse1948 (2009-07-02 23:37)
yuki999さん、
qoo2qooさん、
きむたこさん、こんばんわ。
いつもお越し下さり、nice!をありがとうございます。
by mouse1948 (2009-07-02 23:39)
おはようございます^^
この映画チャンスがあったら見たいですね~ 映画が見れないにしろ
本でも読みたいです。
by mimimomo (2009-07-03 04:34)
ご訪問いつもありがとうございます
出張につき訪問&応援のみとなります☆
by やまがたん (2009-07-03 06:09)
この映画の製作風景はテレビでも長く放映してました。
観たいのですが映画館まで約30Kもあって、行っても駐車場が無いので
行く気にならないんです。田舎は辛いよ・・です。
by 旅爺さん (2009-07-03 06:14)
mimimomoさん、おはようございます。
いつもお越し下さり、nice!&コメントをありがとうございます。
山好きなら観る価値ありの映画だと思います。
読むのでしたら、文庫本が文芸春秋から出ています。
by mouse1948 (2009-07-03 06:58)
やまがたんさん、おはようございます。
いつもお越し下さり、nice!&コメントをありがとうございます。
by mouse1948 (2009-07-03 06:59)
旅爺さん、おはようございます。
いつもお越し下さり、nice!&コメントをありがとうございます。
30Kmなら車で30分ちょっとですね。
映画館がある町ならデパートやスーパーもあるでしょう。買い物をしたそこの駐車場に止め、ついでに映画を観る、のは如何でしょう。
by mouse1948 (2009-07-03 07:03)
HALさん、
父ちゃんさん、おはようございます。
いつもお越し下さり、nice!をありがとうございます。
by mouse1948 (2009-07-03 07:05)
c_yuhkiさん、
takagakiさん、
たねさん、おはようございます。
いつもお越し下さり、nice!をありがとうございます。
by mouse1948 (2009-07-03 10:01)
夢空さん、
mamiiさん、こんにちわ。
いつもお越し下さり、nice!をありがとうございます。
by mouse1948 (2009-07-03 11:03)
まだ、学生時代に、夏の剣に登ったことがありますが
結構きつい登攀でしたね。
映画も見たいなあ、と思っています
by kakasisannpo (2009-07-03 12:05)
kakasisannpoさん、こんにちわ。
いつもお越し下さり、nice!&コメントをありがとうございます。
もちろん夏ですが私も劔岳に一度は登山したいと思っていますが、学生時代に登ったkakasisannpoさんが「結構きつい登攀」と仰せのようですので、もうアラカンの私には無理かしらん。
by mouse1948 (2009-07-03 12:44)
ヒデキヨさん、初めまして、こんにちわ。
お越し下さり、nice!&コメントをありがとうございます。
by mouse1948 (2009-07-03 12:55)
アヨアン・イゴカーさん、
メガネ君さん、
かつぽんさん、
まるまるさん、こんにちわ。
いつもお越し下さり、nice!をありがとうございます。
by mouse1948 (2009-07-03 15:32)
ホタルの館さん、
りぼんさん、
sasukeさん、こんにちわ。
いつもお越し下さり、nice!をありがとうございます。
by mouse1948 (2009-07-03 17:29)
shinさん、
majoramuさん、こんばんわ。
いつもお越し下さり、nice!をありがとうございます。
by mouse1948 (2009-07-03 20:35)
私には経験できそうにない剱岳を大画面で見られるだけでも凄いと思い観に出かけました。
そのせいか、三角点のこと、点の記の意味等も判り、最後の山岳隊と測量部のやり取りには感動しました。
by うーちゃん (2009-07-03 21:57)
うーちゃんさん、こんばんわ。
こちらにもお越し下さり、nice!&コメントをありがとうございます。
「最後の山岳隊と測量部のやり取り」は山を知っている友としてのエールですね。
唯一心暖まるシーンではありました。
by mouse1948 (2009-07-03 22:03)
joyclimbさん、こんにちわ。
こちらにもお越し下さり、nice!をありがとうございます。
by mouse1948 (2009-07-05 11:09)
SilverMacさん、おはようございます。
お越し下さり、nice!をありがとうございます。
by mouse1948 (2009-07-12 10:06)
2kさん、こんばんわ。
こちらにもお越し下さり、nice!をありがとうございます。
by mouse1948 (2009-09-26 18:34)