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詩集『冬の夜』から   No.6 「淡雪」  (1967年7月22日編)    [青春時代]



淡雪


こうして
君は
みぢかき生命を終え
また
天のものと化すのですね

太陽は
ぼくたちに
生きる喜びを与えて下さいます
ところが
君は
若き命を絶たなければいけない

一方は
砂漠の泉(オアシス)あり
他方は
死刑執行台あり

それなのに
なぜか
ぼくは
君を
好きになった

言いようのなさに
涙ぐむのは
どうしたこと






【後記】
私の処女詩集『冬の夜』から抜粋して開示しております。
個々の詩の私からの解釈はいたしません。
心を開いて、感ずるままに読んでいただければ嬉しいです。
なお1日夜行バスで5日まで北アルプス山行(黒部五郎岳)ですので、予約投稿(第二弾)です。




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mouse1948

お越し下さったすべての皆様へ、
nice!をありがとうございます。

北アルプス山行、半日程雨に降られましたが、黒部五郎岳はばっちり感激の展望と登頂ができました。ヽ(^o^)ノ
by mouse1948 (2008-08-06 17:59) 

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